バイナリーオプションの取引をしてみると分かりますが、実は多機能な業者もたくさんあります。特に近年は他社との差別化も加速しているのか、他所ではなかなか見かけないようなユニークな機能も追加されることがあるでしょう。
もちろんバイナリーオプションである以上は基本的なルールは同じですし、最低限の機能しか使わないならどの業者でも使い勝手に大差はありません。そうしたシンプルな取引スタイルでも問題はありませんが、どうせなら便利な機能を使いこなせるほうがお得感もあります。
ゼントレーダーにも便利な機能がいくつか備わっており、そのうちの一つが『転売』です。この機能はどのように使うのか、投資に活用するために知っておきたいことを解説していきます。
バイナリーオプションにおける転売の仕組み
転売と聞いたら『人気商品などを買い占めて高額で売りつけるビジネス』をイメージするかもしれませんが、バイナリーオプションでは全く異なる内容となっています。簡単にまとめると、以下のようになるでしょう。
- 判定時間を迎える前に決済を行う
- 口座に戻ってくる金額は転売するタイミングによって変わる
- 自分の予想に近いほど戻ってくる金額が増える
バイナリーオプションにおける転売とは途中で決済することであり、通常であれば判定時間までは利益も確定しないものの、この機能を使えばFXのように任意で利確ができるでしょう。
決済をすれば口座にお金が戻ってきますが、こちらは転売するタイミングによって変化します。通常の取引であればエントリー時に損益額が明確になっていますが、転売の際は時間によって変化していくため、必ずいくら戻ってくるか見ておきましょう。
どのような仕組みで戻ってくる金額が変わるのかですが、『自分の予想に近いほど戻ってくる金額が増える』と考えて構いません。例えばハイ(価値が上がっている)と予想した場合、エントリー時の金額よりも高ければ高いほど転売時の利益も増えるでしょう。もちろん、逆であれば掛け金よりも少ない金額が戻ってきます。
ゼントレーダーで転売する方法
ゼントレーダーで転売をする方法ですが、この操作は簡単です。
- 取引画面を表示する
- 現行取引を確認
- 転売したい内容に表示されている転売ボタンをクリック
- ペイアウト額を確認して転売するをクリック
以上で転売が完了し、表示されている金額が口座に戻ってくるでしょう。投資方法によっては決済時に手数料が発生しますが、ゼントレーダーの転売は無料で使うことができます。
なお、転売機能を試したい場合はクイックデモを使用するといいでしょう。名前やメールアドレスを登録しないといけませんが、お金を一切使わずにバイナリーオプションの練習ができます。
転売の主な使い道について
ゼントレーダーでの転売はどのように使うのかですが、主な用途は以下の通りです。
- 負けそうな場合に損害を抑える(損切り)
- 損失になる前に利益を確定する(勝ち逃げ)
転売の最大のメリットは『損切りができること』です。損切りとは損害を最小限に抑えるための売却を指しており、バイナリーオプションでは予想が外れると掛け金が全て没収されるのですが、転売をすることで少額ながらもお金が戻ってくるでしょう。
また、「今は勝っているけど、ニュースを見る限りは都合の悪い方向に動きそう…」なんて分かっている場合、損失になる前に利益を確定しましょう。これは勝ち逃げなんて呼ばれることもありますが、お金を無駄にしないためのテクニックとして有用です。
転売の注意点とは
使いこなすことができれば便利な転売ですが、いくつかの注意点も意識しておきましょう。例えば転売では受付可能時間が設定されており、取引銘柄によって違ってきます。
- 外国為替=2分前
- コモディティ=2分前
- 株価指数=5分前
- 仮想通貨=5分前
こうして見ると分かりますが、短時間の取引であれば最初から転売ができないため、せっかくの機能を活かすことはできません。もしも転売をフル活用したい場合、少し長めの判定時間を選ぶといいでしょう。
もちろん『勝っているのに転売を繰り返す』なんてことをしていれば利益が少なくなってしまい、転売を使わなかった場合よりも儲けが減ってしまいます。
転売機能の有無やいつまでできるかは業者によって変わる
転売機能はゼントレーダーでしか使えないわけではなく、別の業者も用意していることがあります。もちろん機能自体を用意していないところもありますし、いつまでできるかも業者によって変わるでしょう。
よって、転売機能が気になるならゼントレーダーのように転売可能なところを選んでください。海外のバイナリーオプション業者であれば口座開設は簡単ですが、取引を開始してから移転するのは面倒なので、登録する前に必要な機能の有無を確認しておきましょう。
ゼントレーダーでは定期的に便利な機能が追加されている
ゼントレーダーは比較的新しい業者であり、サービス開始当初は機能不足が指摘されていました。現在は便利な機能も多数追加されており、今後の成長も期待できるでしょう。