投資は大きく利益を出すことも可能な一方で、逆に大損してしまう可能性もあります。順調に儲けていると「投資って楽勝だなぁ」と思い込みやすいですし、いろんな人に自慢したくもなるでしょうが、調子に乗ると危険なのは言うまでもありません。
たとえばバイナリーオプションは比較的大損しにくい投資方法だと言えるのですが、それでもネット上には「バイナリーオプションで大損してしまった…」と嘆く声が山ほどあります。こうした人が目立つからこそ、日本ではバイナリーオプションに対して強い規制を設けたのでしょう。
バイナリーオプションで大損する理由には、どんなものがあるのでしょうか?投資で安定して利益を出したいなら、大損の原因も割り出しておくといいでしょう。
根拠もなくエントリーしている
バイナリーオプションは通貨ペアなどの価値が上がるか下がるかを予想するだけなので、「なんとなく上がりそう(下がりそう)な気がする!」といった根拠のないエントリーもしやすいです。しかし、これが危険なのを知っている人も多いでしょう。
バイナリーオプションは投資なので各国の経済などが影響しますから、ちゃんとした根拠のないエントリーは外れやすくなります。ギャンブルなら運任せでも50%の勝率に持ち込めるかもしれませんが、バイナリーオプションの場合は情報を集めているかどうかで勝率が変動するでしょう。
資金に見合わない掛け金を設定している
バイナリーオプションを始めるのなら、資金を用意しないといけません。そして最小で1000円ほどの掛け金でも始めることができるのですが、「限界ギリギリまで掛け金を増やしたほうが儲けも大きくなるし…」と思いやすいです。
しかし、資金に見合わない掛け金ばかり設定していると、すぐにお金が尽きてしまうかもしれません。そして資金の管理ができない人は「お金がなくなったから借りてくるか…」なんて危険なことも考えやすいでしょう。
損失を取り戻そうと焦る
人間は負けが続くと「なんとしても取り返さないと…」と焦りやすくなります。これは投資でも同じであり、損失が続くとそれを取り戻そうとして何度も取引を重ねるでしょうが、これは大損しやすい人の特徴だと言えるでしょう。
先ほども書いたようにバイナリーオプションは情報戦でもあるので、焦っていると冷静な判断ができません。すると掛け金を大きくしすぎたり勘に任せたエントリーをしたりするため、さらに損失が増えていくでしょう。
大損しないためには失敗談も参考にしよう
バイナリーオプションで大損しないためには、他の人の失敗談も参考にするといいでしょう。つい成功談ばかりを見てしまうのも人間の性ですが、都合のいい情報ばかりでは判断力が落ちるのを自覚すると安心です。